補聴器外来hearing aid
こんなお悩み
ありませんか?
補聴器外来とは
当院の補聴器外来では、認定補聴器技能者による補聴器の相談・調整を行っています。
聴力が投薬や手術で改善しない場合には、補聴器の使用をおすすめします。
日本耳鼻咽喉科学会認定の補聴器相談医・補聴器適合判定医である院長が診察・検査を行った上で、補聴器を検討する方には補聴器外来をご案内します。
補聴器を患者さまの聴力に合わせるため、技術者が何度か調整を行います。
補聴器は、聴力や使用環境、価格などによってお選びいただけますので、遠慮なくご相談ください。
治療の流れ
ご来院・受付
ご来院いただきましたら、まずは受付へお声がけください。
問診票をお渡しいたしますので、ご記入をお願いいたします。
小さなことでも診察の参考になる場合がありますので、ほかにも気になることがあれば、できるだけ詳しく書いていただけると助かります。
すべての記入が終わりましたら受付にいるスタッフにお渡しください。
問診・カウンセリング・検査
まずは耳の診察や聴力検査を行い、補聴器の適応であることを確認します。
診断結果や補聴器の効果についてもわかりやすくご説明します。
説明が聞き取りづらい方には、ご家族の方もご一緒に受診をお願いする場合があります。
その後、聞こえの状態やお困りの点を詳しくうかがいます。
補聴器についてのご説明をした上で、ライフスタイルやお好み、ご希望の価格などに適した補聴器をご紹介します。
実際に装着して使い勝手などを確かめていただき、試聴を行います。
より快適に聞こえるために両耳とも装着した方がよいこともありますので、その場合は両耳で試聴を行います。
毎週水曜日・土曜日の午前中に、厚生労働省主催による研修を受けた補聴器適合判定医(全国に500余名)および日本耳鼻咽喉科学会認定の補聴器相談医(全国に4000名以上)・騒音性難聴相談医(全国に950余名)の資格を持つ耳鼻咽喉科専門医と、認定補聴技能士(熊本県に70余名)により適切な補聴器装用・フィッティングを実施しています。
また、補聴器の実装用のための貸し出しを1~2週間いたします。
補聴器の貸し出し
ご希望の補聴器をお貸し出しいたします。日常生活で聞こえ方や装用感などをご確認ください。
再診時に、補聴器適合検査にて補聴器の効果を客観的に評価します。
また、試聴期間中に気になったことなどについて詳しくうかがい、補聴器を調整します。
快適な聞こえをめざすために調整を何度か繰り返し、その後購入の検討に入ります。
購入費用や補聴器装用の効果など、必要な場合にはご家族ともご相談の上、ご判断ください。
難聴の期間が長いと脳が音を聞く感覚を忘れてしまうため、補聴器により増幅された音の刺激に慣れるまで2~3ヶ月かかることがあります。
メンテナンス
聞こえの状態は、補聴器購入後も変化していきます。
また、生活の変化で聞こえ方が変わってしまうこともあります。
そのため、定期的に受診していただき、メンテナンスをおすすめします。
聞こえに支障が出てから調整を行うより、定期的に聞こえの状況を主観的・客観的に確認して微調整を行うことで、快適な聞こえを長く保つことが可能です。
補聴器の専門的な清掃や点検などのメンテナンスも行っていますので、いつでもお気軽にお越しください。
※聴力検査または語音明瞭度検査を行い、その結果で身体障害者の基準に該当する場合は、診断書を作成いたします。
身体障害認定が下りると、補聴器の申請ができます。
基準に該当する場合は、診察時にご説明いたします。
手続きと並行して、補聴器相談を行うことも可能です。